新ドラえもん

今日から新キャスト・新スタッフによる「ドラえもん」が始まりました。正直言って以前の方が全然いいです。声優がどうこうというより、キャラ自体のキャラクター性をも変えてしまっているのは理解できないです。ドラえもんはのび太をしかりした大人にするために22世紀から来たはずなのに一緒に遊んで騒いでいるだけ。藤子・F・不二雄先生が“夢”と“希望”のメッセージをこめて生み出した国民的キャラクターとしての面影は微塵もありません。
ストーリーも、今回の“お座敷釣り堀”や小学校入学前夜のストーリは以前からおなじみのストーリーでほとんど焼き増しに過ぎないものでした。SF＝少し不思議な物語であるドラえもんのあたらしい魅力を出すのなら、オリジナルのストーリーにするなどの工夫が必要であったと思います。
また、女子十二楽坊演奏の「ドラえもんのうた」も正直微妙。。。
　　
また、時代設定も現代にされているようで今までのような少し懐かしい雰囲気も期待できなさそうです。来春公開される『のび太の恐竜2006(仮)』もこのままだと単なるリメイクで終わってしまうんじゃないかなと不安になります。
ドラえもん｜テレビ朝日
『のび太の恐竜2006(仮)』