機動戦士ガンダムSEED DESTINY/PHASE-41「リフレイン」

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 11 [DVD]

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 11 [DVD]

サンライズの皆さんは、夏休みのようで、恒例の総集編です。なにが凄いって新カットなし&オール使いまわし。そしてシン出番なし。前半はアスランが、後半はキラがこれまでを振り返る。まぁOPは、ミーティアのシーンとキャラ紹介が新しくなっていましたが。それも使いまわしだけどね。。。<前半>
HG 1/144 ZGMF-X23S セイバーガンダム (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

HG 1/144 ZGMF-X23S セイバーガンダム (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

アスランが、ぐだぐだと後悔と自戒の念に駆られていますが、要約すると。
戦うことの虚しさを知った自分がなぜまた戦場にいるのか。ただ戦争を止める力が欲しかった。自分にも何か出来るはずだから。
そして議長の言葉に明確な答えとして真実をみたからこそ、ザフトに戻りミネルバと共に戦った。戦争を止める為には戦うほかに道は残されていなかった。
議長の言葉の裏の真意を知り、戦う人形にはなれないことに気づいた。脱走ではなく真実を求め信じられるものが欲しかっただけ。

といったところでしょうか。<後半>
MS IN ACTION!! ストライクフリーダムガンダム

MS IN ACTION!! ストライクフリーダムガンダム

前半のアスランに対する答えとしてキラも今までを振り返ります。以下彼の言葉

どれだけ傷つけあって、どれだけ血と涙を流せば、戦いは終わるのだろう。
後に残るのは癒しようのない悲しみとやり場のない怒りと限りのない憎しみの連鎖だというのに。

アスランに、なぜアークエンジェルやエターナルをザフトが襲うのかと問いかけ、

戦いのない世界を作る為だからと言って、こんなにも多くの血を流さなきゃならないなんて、どうしても、僕には正しいとは思えないから

議長の言葉を信じられないんだ。
ウズミ代表が言っていたように

戦いによって勝ち取られた世界は、また新しい戦いを呼んでしまう

そうならないように君とカガリは頑張ってたじゃないか。
戦いじゃなく言葉で話し合いで分かり合える道を探そうって

君と僕に出来るのは確かに、ただ戦うことだけなのかもしれない。そして、戦いからは何も生まれないんだ。でも、ラクスやカガリたちは一生懸命、未来を切り開こうとしている。
その努力を打ち抜こうとするなんて、許せないじゃない。だから僕はまだ戦っているんだ。
いつか全ての戦いが終わって、誰もが心から笑って手を取り合える時を迎える為に、僕たちは、その日の為にここにいる。そうでしょ、アスラン
果てしのない戦いの連鎖から世界を解き放ち自由な未来を築く為に。

キラの言葉はすばらしいと思うし、激しく同意です。でも、演出として、そしてガンダムとしてなら、戦闘の中で語れ!ボケェ!!といいたい。
また、今回の話だけでは、ナチュラルとコーディネーターの間の問題、人類の革新に対する答えはなかったので、今後、きちんと出てくるか注目したい。単に戦争に対する是非だけではガンダムとはいえないで、きちんと語って欲しい。
取り合えず、今回で明らかになったのは、それぞれ新たな力を手に入れた二人は、キラは、議長の言う全ての人々が定められた役割を果たす世界ではなく、戦いから解き放たれた世界の為に、自由を起こす“strike freedom”為に、アスランは真実をもとめ、自らの正義を限りなく“infinite justice”追求して戦うのでしょう。
そして、フレッツのCMのように出番が少なくなったシンは運命“destiny”に翻弄されて行くのでしょう。
つうか、キラの最後のセリフだと、本当の主役は女性陣で、男どもは、女性の作る世界の為に戦っているだけみたいに思えてしょうがない。フェミニズム??<次回予告>
撃たれても潰せぬ夢は今。
新たなる力となってよみがえる。
次回「自由と正義と」
一陣の風となれドム!

ネオというかムウというかどっちとしてかは不明ですが、スカイグラスパーに乗るみたい。で、タイトルのまんま、インフィニットジャスティス登場。あとドムもね。