マイPC歴③“EPSON PC-486MV2JVM”

三回目は2台目のBREZZAの前に購入を検討していたエプソン製98互換機です。実は一昨年にヤフオクで競り落としまして、10年越しに我が物とした思い入れのあるマシンです。まぁ最近はほとんど、98ゲーム専用マシーンと化してますが。。。代としては8番目に我が家に来たマシンです。


①PC-486MV2JVMとは
マルチからスーパーマルチへというキャッチフレーズが付けられた98互換機の後期のマシンで、Windows95の発売を控えて、いち早くマルチメディアを売りにし、MPEGボードやTVチューナーを内蔵したモデルでした。

 ・CPU:i486DX2 66MHz 下位互換用にCPU切り替えスイッチ有り
 ・メインメモリ:5.6MB VRAM:256KB
 ・画像表示:Windows使用時最大1024×768 DOS時最大640×400
 ・ハードディスク:340MB
 ・2HD、2DD共用3.5インチFDD×2
 ・4倍速CD-ROMドライブ
 ・MPEG1再生、テレビチューナー内蔵
 ・サウンド機能:PCM音源/FM音源/SSG音源 ステレオスピーカー
 ・17インチディスプレイ
 ・OS:Windows3.1、MS-DOS5.0

という1995年前半では高級機の部類で市販価格も30万前後でした。結局、年末まで親を説得できず購入しませんでしたが、コンパクトな本体に17インチディスプレイが載り、両サイドにスピーカを配するスタイルはBREZZA同様どこかSFチックで未来を感じさせるものでした。まぁヤフオクで落とした際に、送料をケチってディスプレイはいらないですと言ってしまったせいで、BREZZAの15インチディスプレイと共有し、ラックの上部に置いている現状ですが・・・

白黒印刷した資料しか見つからなかったんですが、雰囲気だけでもつかめるかなと。でも、その資料によると“ビデオCD”が“噂の新世代映像メディア”って書いてあったり、フォトCDや電子ブック、音声入力なんかを大きく取り上げていてDVDなどが出る前ってこんなんだったなぁとしみじみと。


②スーパーマルチな魅力
正直、スタイルと互換機という王道に挑戦する姿勢が最大の魅力ではありますが、細やかで先進的な作りも魅力の一つです。特に前面パネルが凄いんです!
 オーディオ入出力に、MIDI/ジョイスティック端子、スピーカー端子、マイク端子、ヘッドフォン端子、ボリューム、などが右に2基のFDD、左にCD-ROMドライブがあるコンパクトな機体の下部に並んでいるのです。
 また、PentiumODPなどの豊富なアップグレードオプションの充実もプラモデルの改造みたいで、これも付けて、あれも付けてと、わくわくしたものです。


Windows95にアップグレードして無理やりブローバンド化してもいいんですが、このPCは中身をいじらずに使っていこうと思います。ただ、メモリだけは新品が見つかれば増やしたいところではあります。
次のエントリはMacについて書こうかなと思いますが、資料が実家にあるので、当分先になりそうです。あっ、その前に今のVAIOについても書くかも。