マイPC歴②“東芝 BREZZA5100CX/A”

BREZZA

さて、二代目のPCはWindows95の発売を控えていたり、PS、セガサターン、64などの次世代機の相次ぐ発売でマルチメディアブームの1995年に、親に勉強のためだからと言って買ってもらった東芝のデスクトップBREZZA5100CX/Aです。当時、自分は中学一年だったんですが、新しい友人も増え、98を持ってる奴もいたりして、自分も新しいPCがほしいと言うことで、夏ぐらいから親にねだっていて、初めはエプソンの98互換機を考えていたんですが、なかなか親を説得できず、結局、クリスマス+お年玉ってことで、12月ごろ買ってもらいました。

①BREZZAとは
DynaBookでノートPCの市場で大きなシェアを持っていた東芝が一般家庭用に出したオールインワンタイプのデスクトップパソコン。Windows95を搭載し、当時は、高性能だったPentiumの100MHzを搭載し、メモリが8MB、HDDは540MB、4倍速CD-ROMを内蔵していました。ソフトは「Lotus Organizer R2.1J」、「筆まめ Ver.6」、「Sonic CD 」など20種類をプレインストール。15型カラーディスプレイ、スピーカ、マイクロホンをセットにし、Office95やインターネットにつなぐためにモデム(28.8Kbps)が搭載されているモデルがありました。自分のかったAモデルはOfficeなしでモデムつきのものです。概観はシンプルですが、全体的なバランスがカッコいいと思ってました。確かスピーカーは松下製で小さいながらも結構いい音を出していました。
BREZZAはIBMバリの黒いタワー型のモデルが有名ですが、その後、東芝は家庭向けのデスクトップPCからは撤退し、いまやDynaBookの名前も消えつつあるのが残念です。エジソンの精神を受け継ぎ真面目な製品作りをする東芝に今こそ新商品を出してほしいものです。

②周辺機器 エプソンばっかだな。。。

 プリンタ:エプソン MJ-800C詳細
  カラリオの初期のものです。
 zipドライブ:エプソン EZ-111A詳細
  100MBのデータをFDを厚くしたようなディスクに保存できました。

32642 Zip100MBディスクPC/MAC1

32642 Zip100MBディスクPC/MAC1

 デジカメ:エプソン CP-100詳細
  家庭用のデジカメが出始めた頃のもので、100万画素もなかった気が・・・
 そのほか、マイクロソフトゲームコントローラーやローランドのMIDI音源などを使ってました。確か、中はHDとメモリを増やしていたと思います。

③インターネット
BREZZAを買った第一の目的がネット接続だった訳ですが、実家の電話環境の為、ネットデビューは翌2006年の春でした・・・。その理由は実家の電話がファミリーフォンという内線のあるものだったからで、それを当時本格的にサービスが始まったISDNに変えなければならなかったというのと、Windows95の調子が悪く、リカバリディスクがとどくまでセーフティーモードでの作業を余儀なくされたからでした。当時はユーザーサポートも今ほど出なく、リカバリディスクがついていないPCもあったのです。
さて、ISDNですが、実家の近くではどこも使っている家が無かったため、工事が難航し、NTTに振り回され、3回目にしてやっと繋がる始末。しかも、NTTから買った新しい電話、コードレスの子機が2台ついて約10万円。。。TAも結構いい値段がした気が。しかも、内臓のモデム意味無かったし・・・

④ソフト
Officeなしの為、当初はWorksを使っていたんですが、しばらくして一太郎やアクセス、ビジュアルベイシックなどを導入。学校の委員会などで使うプリントや年賀状、デジカメでシールを作ったり、蔵書のリストアップなどをしていました。
ゲームはBREZZAの目玉のSonicやマイクロソフトのシューティング、信長の野望ルナティックドーンなんかをやってました。
あとは、MIDIで作曲ごっことかも。

今では実家でもほとんど使ってないPCですが、中学高校と6年間使っていた愛すべき機体です。