“クラスターエッジ” 第25話 「裁きの火、そして、明日へ」

クラスターエッジ 1 [DVD]

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クラスターエッジ」も遂に最終回。序盤のバンク使い回しでダラダラな展開だったものを見事に終わらせるあたり、流石ですなサンライズは。ラストが池田成監督が構想していたものかどうかは怪しいところですが、サンライズ作品として遜色の無い終わり方でした。作画などのクォリティは別として、SEED DESTINYよりはすっきりと見届けられた。これが、1クールものや、一本の映画だったら、もしかしたら名作になったかもしれない。アゲートやカールス、ベリル、フォン、クロムらへの感情移入を促す為だとしても、やはり序盤はグダグダし過ぎだった。一方最後の展開はいきなりすぎで視聴者を置き去りにしてるし。色んなエピソードをもっといれるか、逆に話数を少なくして、テンポ良く進めつつアゲートらへのへの感情移入を促しながらラストに持って行けたんではないかと思う。デス種もそうだったが、序盤からラストへのきちんた筋書きを作ってから作って欲しい。そんなに悪い作品ではないだけに、もったいないので、3時間くらいの総集編を作って欲しい。
ともあれ、シリーズディレクターまついひとゆき氏とシリーズ構成の大野木寛氏が立て直さなければ、ひどいことになっていただろうから、二人を初めとする後半のスタッフの尽力には敬意を表してクラスターエッジ最後のエントリとします。
CLUSTER EDGE[クラスターエッジ]