IGPX #23「運命」〜24「勝利の行方」

IGPX 3 [DVD]

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年末挟んだ影響で一時間スペシャルとなった最終回。
IGPX二年目の今季の優勝争いは、チーム・サトミとチーム・スレッジママ、チーム・ホワイトスノー、チーム・ヴェルシュタインの4チームによるプレーオフで決することに。トーナメント戦で、スレッジママVSホワイトスノー、サトミVSヴェルシュタインの勝者が王者決定戦へコマを進めることが出来る。ルーキーチームのホワイトスノーに対し、引退をかけたヤマーやリバーは決死の戦いを仕掛ける。そして、タケシたちは、最高のライバル、ヴェルシュタインとの戦いに挑む!タケシ、リズ、エイミーたちはそれぞれ成長し強くなった、そしてそれを支えてきたコーチのアンドレ、サトミオーナー、メカニックのマサさん、ムードメーカーのヒマワリ。それぞれの想いを乗せ、チーム・サトミのIGマシーンが雨のコースへ!!!



<感想>
これ以上求めるものはないっす!!すんげぇ満足。やはり、ホワイトスノーではなくヴェルシュタインが最高のライバルなんで、あの終わり方がベスト。スレッジママVSホワイトスノーも短い時間ながら、壮絶な戦いだったというのが伝わってきたし、序盤の貯金のおかげでヤマーやリバーにも親近感が沸いてくるし、サトミVSヴェルシュタインでは、タケシ、リズ、エイミーの過去を巧く組み入れたり、“ロケット・ジョージ”アンドレと“カイザー”サー・ハムグラの因縁の過去をきっちと明らかにしたり、カニンガムの人物像にもスポットを当てたりと盛りだくさん。しかも、それらとレースのバランスが絶妙で、レースはよりスピーディーにスリリングになってるし、画も迫力があるし、タケシとカニンガムのゴールインのスローモーションで使った絶妙なカメラワークなどの小技も光っていて決して手を抜いていないところが流石!!序盤はちょっとグダグダだったけど、それもここまでの長いインターバルだと考えれば総じて満足なシリーズでした!やっぱ本郷みつる監督は凄かった!プロダクションI.Gに敬礼!