EPISODE NO.09“ペーパームーン・シャイン”

<スタッフ>脚本:佐藤大/絵コンテ:京田知己/演出:村田和也/
作画監督倉島亜由美/メカ作画監督:前田清明<ストーリー>
かつて空の都と呼ばれた都市、シウダデス・デル・シエロ。ヴォダラクの聖地である、そこは、今や廃墟と化し、美しい街だったという名残は見えない。いい波が来ているとリフをしようとするレントン。一方で、この地から早く去りたがるゲッコーステイトの面々。特にホランドの機嫌は良くなく、リフを楽しむレントンを、突然殴りつけてしまう。
泣きながら廃墟へ向かうレントンニルヴァーシュレントンを追ってきたエウレカ。彼女にされるむごい仕打ち。そこで、レントンエウレカたちの秘められた過去と、この街の悲しい歴史を知る。
軍の特殊部隊SOF。それが、ゲッコーステイトの元の姿であった。彼女はそこで、ホランドを信じ、彼の命令に従っていた。そして、そこで、あの三人の子どもたちと出会う。
出来れば聞きたくなかった。だが、彼女と一緒に居続けるのなら、いつかは知らなければならなかった事実。自分が戦っていることさえ気づいてなかった。ただ憧れていた月光号に乗りたかっただけだった。そして、エウレカと一緒に居られれば、それで、それだけで良かった。
軍による定時爆撃の黒煙の中で、少年は、ある一つの決断をする。少年の決意は少女を未来へと導けるのか。そして、その場所は“選択の門”と呼ばれていた・・・<感想>
やばいっす。まじで、やばいっす。ぶっちゃけ、デス種より上です。キラには、かなわないけどシンなんて目じゃない!レントンいいっ!やっぱ、ただのキレ易いシスコン君より、レントンみたいな不器用だけど一生懸命な奴がヒーローになっていく方が応援できるし、面白い。エウレカエヴァ綾波とかステラ、フレイの様な暗い部分だけでなく、ラクスやリリーナのような強さもあって、少し危ういとこがあるけど、絶妙なバランスで成り立っているキャラがいい。
ニルバーシュにどうにか前立とかつけてガンダムにしちゃえないかな。こっちの方がガンダムっぽいかも。まぁそれはさすがに暴走しすぎだけど、今回の話はデス種のスタッフも見習えといいたい。つうかガンダムが好きな人は、きっとハマル。